酒井順子「女子と鉄道」(光文社)
『負け犬の遠吠え』が社会現象となった著者が、女子ならではの鉄道の楽しみを軽快に描く。
寝台さくら、餘部、SL撮影、そして宮脇俊三氏との想い出……。と鉄納得のエッセイもあれば、鉄道「最中」や女性専用車両について考察する、鉄分の低い女子に楽しいエッセイもある1冊で2度以上おいしい本。鉄道旅をしてみたい女子も、自分の「鉄分」が気になる男子も必読!
【書評】
筆者は「負け犬の遠吠え」では、普通の人がそう思ってもなかなか言い出せないことをカミングアウトして、話題になりましたが、今回も続きを読む