2008年02月11日

バカにならない読書術

養老孟司・池田清彦・吉岡 忍「バカにならない読書術」(朝日新書)
専門が解剖学の養老さん、生物学や進化論が得意の池田さん、そしてノンフィクション作家の吉岡さん。それぞれ独自の読書論をもつ3人が「本の森に逃げ込め」をテーマに自らの愛読書を縦横無尽に論じた。「米国がわかる本」「ミステリーと言えば」など、14のテーマについて、126点を取り上げた。前半では、養老さんが、独自の読書論を縦横無尽に展開している。いままでにない、画期的読書術。この本で、あなたの本の読み方が変わる。

養老説によれば、「識字率は外遊び時間に比例する」とのことなので、「読み聞かせること」は脳の発達とはあまり関係ない。
「知育」=感覚=入力
「徳育」=頭の中で起こること=演算
「体育」=身体の動き=出力
このぐるぐる回しが脳の発達に必要
しかも、外遊びはコンクリートの地面よりも、変化に富んだ土の方がいい。田舎の子供は特に意識しなくてもそういう場所である程度外遊びするからいいとして、都会の子は親が意識してそのような場所で遊ばせないと脳の発達に大きな格差が生まれてしまうとのこと。

そういえば、続きを読む
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 18:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。