内容紹介
俺はたまたま、売れなかった時代から今のような大スターになるまで、何十年もの間、たけしという男をずっと近くで見てこられた。思えばそれは、むちゃくちゃ幸運なことではなかろうか。
たけしと過ごした時間は俺にとって誇りであり、宝物だ。
それがあったから、俺もがんばれた。せめて、たけしに5分の1でも近づきたいなあと、いつも思ってる。
この「宝物」を自分だけのものにしておくのはもったいない。そう思ったのが、この本を書いてみようと思った一番の理由だ。
佐賀のばあちゃんは、俺が故郷を出ていくとき、
「学校には学校の教科書がある。社会にはもっと大きくてもっと分厚い、もっと大事な教科書があるから心配するな」
と教えてくれたけど、今思えば俺にとっての教科書は「人」だった。
そして、一番分厚い教科書がたけしという存在だったんだと思う。(本文より)
「がばい芸人」たけしとの30年にわたる友情を描く、笑いと涙の感動作!
島田洋七といえば、「佐賀のがばいばあちゃん」の方は読んでないのですが、この本の中でもいくつかがばいばあちゃんの言葉は出てきます。
その中でも、続きを読む