・池上 彰「大衝突」(集英社)
池上彰、5つの対決軸で斬る、混沌の現代世界!
アメリカ・中国・ロシア・EU・サウジアラビア、そして日本。激動する世界のなかで、繁栄と生き残りをかけて激突する巨大国群の衝突の行方を、気鋭のジャーナリストが斬る!
参考文献の紹介までだと全部で397ページもある分厚い本ですが、内容は読みやすくまとめられているので、そんなに時間が掛からずに読了できました。
これを読めば、現時点での国際情勢がわかります。ただし、この本を校了した時点(第1刷発行が2008年9月なので、遅くとも8月初め頃)では、昨今の金融・経済情勢がここまでマイナス方向に激変するとか、その影響と投機マネーが逃げて、第1次産品価格がここまで下落するとは思ってもいなかったでしょうね。
以下、続きを読む