・片倉佳史「台湾に生きている『日本』」(祥伝社)
必見! 残されていた明治・大正・昭和の「日本」
歴史的建造物、産業遺産から日本語、日本精神まで、空前の「日本遺産」ガイド!
【本書の内容】
カラー口絵
昭和天皇(皇太子時代)のお召し列車、後藤新平の銅像、総督府、和風温泉旅館、神社、畳屋、桶屋、二宮金次郎像、蒸気機関車、発電所……全島に残る日本の面影
本文
第一部 台湾に生きている「日本」を歩く
第二部 台湾人と日本人――日本統治時代の絆を訪ねて
第三部 台湾の言葉となった日本語辞典
コラム「日本」点景……歴史建築カフェ、校内の石碑、畜魂碑・獣魂碑、武徳殿、阿里山鉄道、日本移民村
付録・訪ねてみたい歴史建築と遺構100選
■この奇跡を見よ! 保存されていた明治・大正・昭和の「日本」
五〇年間(一八九五〜一九四五年)の統治時代に日本と日本人が築いた数々の事物は、いまもこの地に生きている。あるものは山中で風雨にさらされひっそりと、あるものはいまなお現地の人々に愛されながら堂々と。歴史的建造物、産業遺産から日本語、日本精神まで、いまや日本と日本人が顧みることのない数多(あまた)の貴重な「歴史」を、台湾は政治の波に翻弄されながらも、見事に保存しておいてくれた。世界一の親日国のこの奇跡を、我々日本人は見逃してはならないだろう。
台湾を愛し、日本の名残(なごり)をもとめて台湾全土を踏破した著者が放つ、空前の「日本遺産」ガイド! 独自研究の成果でもある「台湾の言葉となった日本語辞典」も併せて収録。
台湾には過去2回ほど行ってますが、1回目は続きを読む