2008年09月19日

えっ?本当?! 地図に隠れた日本の謎

浅井建爾「えっ?本当?! 地図に隠れた日本の謎」(実業之日本社)
最高気温記録が日本一低い県庁所在地はどこ?
お寺が日本一多い県は京都でも奈良でもない?
かつて「国境」で分断された村が日本にもあった?

ベストセラー『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎』の著者による、学校では教えてくれない地理の知識やうんちくを満載した面白本第2弾。日本人なら日本のことをよく知っていると思ったら大間違い、「県庁所在地」の不思議から「道州制」のゆくえまで、思わず「へ〜」の話題が目白押しです!

目次
1.日本の地形と自然の不思議
(日本の面積は世界第9位?!―日本海は国土の3倍もある巨大な湖だった)
(かつて日本に富士山より高い山がそびえていた?―国土の4分の3を占める山地と山脈 ほか)
2.地図では分からない日本のすがた
(人口の多い県、少ない県―20倍にも広がった人口格差)
(アンバランスな都道府県の面積―人口密度と面積は反比例する? ほか)
3.これだけは知っておきたい日本の文化と産業
(牛肉のブランド「松阪牛」、その定義は?―同じ市内の牛でも松阪牛とそうでない牛がある)
(なぜ東日本は豚肉が好きで、西日本は牛肉が好きなのか?―東日本と西日本で大きく異なる食文化 ほか)
4.地図で見つけた意外な事実
(7島しかないのになぜ十島村?―かつて村の中を「国境」が走っていた?!)
(東京湾に浮かぶ人工島、海堡の正体は?―関東大震災で崩壊した第三海堡 ほか)
5.「県庁」の謎、「道州制」のゆくえ
(栃木県庁はなぜ宇都宮に移転した?―本当の狙いは民主勢力の弱体化
(群馬県の県庁所在地は高崎だった?―県庁が高崎と前橋を行ったり来たり ほか)
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ネタバレになるので、詳細な内容の紹介は省略しますが、後半の「道州制」の話で道州の区分割りは「地域のつながりを重視すべき」という著者の見解には自分も同意。

例えば、静岡県の伊豆地方(+御殿場・裾野・沼津・三島など)を南関東州に、長野県の南信地区を東海州(あるいは中部州)に、福井県の若狭地方を近畿州(あるいは関西州)に組み入れるほうが地域的なつながりを鑑みると自然だと自分も思います。
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 07:52| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まいどどうも。
我が香川県と岡山県にもいわゆる
県境不明部があります。

これがために直島町は香川県の
面積に計上されなくなり数年前に
大阪に抜かれて日本一狭い県に
なってしましました。

以上「知らんでもええわい」情報
でした。
Posted by ちゃれんじ at 2008年09月19日 10:08
>ちゃれんじさん
コメントありがとうございます。
直島の件はこの本にはありませんでした。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2008年09月20日 05:06
 こんばんは。

* 後半の「道州制」の話で

 三重県も伊賀地方は、関西に組み入れたほうがいいでしょうね。
Posted by たべちゃん at 2008年09月20日 22:56
>たべちゃんさま
コメントありがとうございます。

>三重県も伊賀地方は、関西に
たしか、著者の道州制私案はそうはなってませんでしたね。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2008年09月21日 08:16
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