by Seesaa
とはいっても、日経トレンディネットの記事は、西成さんへのインタビューを8分割していて、いちいちクリックするのが面倒。
なので、一気に読みたい方は、「働く組織」さんの関連エントリーをご覧ください。
それにしても超長文乙。読んでいる間に渋滞も解消されそうw
ということで、当ブログではエッセンスのみ紹介します。
実践された方は、ホンマにそのとおりとなったかどうか、情報提供お願いします。
1.今のところは、NEXCOが出している渋滞情報をこまめにチェックしいただき、渋滞する時間帯を避けていただくしか手はありません。
2.もしくは、個々のドライバーの皆さんに、私が提唱している「渋滞を起こさない運転方法」を心掛けていただくことです。
「渋滞を起こさない運転方法」とは、
・車間距離を十分空けることです。高速道路の場合、車間距離を40m以上空けていれば、後続車にブレーキが弱まって伝わるため、渋滞は発生しないということになります。
・とはいえ、前との車間が空いているとつい詰めてしまうというのが人情です。目の前にケーキがあるとつい食べてしまう――。ダイエットと全く一緒です。しかしながら、「短期的な視野で行動すると人は損をする」ということを肝に銘じていただきたい。そうすれば、渋滞を解消することもダイエットを成功させることも可能です。
・「高速道路では40m以上詰めると損をする」あるいは「時速約70km、車間距離40mが渋滞の始まり」と覚えておいていただければいいでしょう。
・渋滞の治療とは、車間距離を40m以上空けるように努めるということです。「車間距離という“貯金”を渋滞の中に持ち込むことによって、渋滞が弱まる」というイメージです。そうしないと、1分以内に時速60km、50kmとあっという間に減速していき、渋滞に陥ってしまいます。
・仮に車間距離を空けることで後続の車に追い抜かれたとしても、グッと我慢することです。たったこれだけのことで、渋滞はウソのように解消されます。
・割り込みたいクルマにはどんどん割り込んでいただき、先に行っていただけばいいんです。そうしているうちに、自分の周囲は割り込まないクルマだけの集団になります。10台程度の集団ができれば、後ろから来たクルマも割り込めなくなります。そういった集団を早めに作ることです。そしてその集団がひとかたまりとなって渋滞領域に向かっていけば、もう大丈夫です。
・渋滞解消に関しては今のところ特効薬というものはありませんが、1人1人の知識が向上することで徐々に世の中は変わっていくと信じています。
・渋滞が解消されていく速さは時速−20km
・ポイントは「速さ÷車間距離」を一定(1.67)に保つこと
・渋滞への近づき方はその感覚と全く同じです。「赤から青になるのを待って、信号機にゆっくり近づく」という行為を、高速道路では、少し大きなスケールでやっていると思えば良いのです。
・高速道路での渋滞の場合、時速20kmが平均的な値です。ですので、車間距離は中心間距離で15mが良いでしょう。15mと言うと2、3台入れる距離ですが、15m以下に詰めてしまうと危険です。
・そしてその際も、割り込まれても決して焦らず、じっと耐えることが重要です。「燃費が悪いな、かわいそうだな」と思っておけばいいのです。「そのうち、世の中は変わる」と信じること。信じるには勇気が必要ですが、勇気は大切です。知識は勇気につながります。そのためには、私を信じていただくことです(笑)。
・長さが3km以下の渋滞であれば、10人中1人が知っていれば大丈夫です。それによって、渋滞が分断化され、ほどけやすくなります。
・裏道や渋滞回避ルートといった情報の場合、全体の3割以上が知ると意味がなくなります。
それでも、結構長かったですね。。。
ということで、クルマで遠出されるみなさん、気をつけて行ってらっしゃい。。。
<ご参考>
・爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する
ラベル:渋滞