・田中英道・責任編集「日本史の中の世界一」(育鵬社)
【本の内容】
“日本史の中には、こんなに世界一があったのか!?”
縄文土器から源氏物語、そして奇跡の戦後復興まで、世界史の中の“金メダル”50項目を一挙に解説!
これぞ、世界に誇る日本の財産目録。元気が出る歴史読本です!
《主な項目》
★ 日本は世界最古の国! 2番目のデンマークより千年以上も古い!
☆ 古代の超高層建築・出雲大社は木造高さ48mもあった!
★ 仁徳天皇陵はクフ王のピラミッド、始皇帝陵よりも広大!
☆ 雅楽は世界最初のオーケストラだった!
★ 『万葉集』は天皇から遊女までの歌を収めた最古・最大の歌集!
☆ 『源氏物語』は世界最初の長編小説、そして超・現代的!
★ 英国流“午後の紅茶”も実は日本発!
☆ 16世紀の日本は世界一の経済大国だった!
《その他》
■世界最古の縄文土器 ■聖徳太子の「和」の思想 ■伊勢神宮の式年遷宮 ■奈良の大仏 ■国歌「君が代」 ■能 ■信長の軍事革命 ■武士道とは ■江戸城無血開城 ■戦艦大和 ■マンガ・アニメ etc.
ちなみに、この本ではまだ「仁徳天皇陵」と書いてありますね。⇒「大仙陵古墳(または「大仙古墳」)」
という突っ込みはともかく、管理人の学生時代には「自虐史観」しか教えられてなかったような気がしますね。
どの国の歴史にだって、いいところもあれば悪いところもあるというのが自然だと思うので、「日本には誇るものがいっぱいあるよ」という視点で書かれた本も読んでおくことも必要でしょう。
反省すべきところは反省し、誇るべきところは自信を持つ。
どっちに比重を置くかは、個々の視点のことですけど、管理人的には、もう少し日本の伝統的な良さというものをもっと世の中に知らしめた方がいいのではと思います。
と、極めてコンパクトに所感がまとまりました。
いつものように内容をピックアップしてもいいのですが、それだと冗長になってポイントがぼやけるので。。。
【ご参考までに他の方の書評】
・Amazon
・ひげのおじさんの田園都市生活
・龍実霞の日々是好日
・kojitan’s note[日本人として]
・読書ノート2