2006年03月05日

【3冊まとめて】下流社会、大東亜戦争の真実、名古屋パワーの法則

三浦展「下流社会〜新たな階層集団の出現」(光文社新書)
「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」の時代へ

東條由布子編、渡部昇一解説「大東亜戦争の真実〜東條英機宣誓供述書」(WAC出版)
戦後、GHQにより「発禁第一号」指定になった、幻の東條英機宣誓供述書。国際裁判の法廷という四面楚歌の状況の中で、東條英機自らが日本国の立場を正々堂々と主張した昭和史の第一級資料の封印を解く。

江川達也監修「[日本の元気の素]名古屋パワーの法則」(徳間書店)
不景気なこの時代の中でも唯一元気なのが名古屋だ。愛地球博を前に、全国にブームが広がる勢いだ。この躍進の秘密はどこにあるのか。今の時代を楽しく勝ち抜く秘密満載!


ブログやらSNSやらで、なかなか読書に時間が費やせません。

1.三浦展「下流社会〜新たな階層集団の出現」(光文社新書)

■「下流度チェック」 (同書から)
半分以上当てはまれば、かなり「下流的」
□年収が年齢の10倍未満だ No
□その日その日を気楽に生きたいと思う Yes
□自分らしく生きるのがよいと思う Yes
□好きなことだけして生きたい  Yes
□面倒くさがり、だらしない、出無精 No
□一人でいるのが好きだ No
□地味で目立たない性格だ No
□ファッションは自分流である  Yes
□食べることが面倒くさいと思うことがある No
□お菓子やファストフードをよく食べる No
□一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある No
□未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方) Yes

>自分は、ちょうど半分ですね。
>油断してると「下流」に落っこちる?
>って危機感感じてる人は下流ではないみたいです。この本によれば。


2.東條由布子編、渡部昇一解説「大東亜戦争の真実〜東條英機宣誓供述書」(WAC出版)
この頃の国際情勢をかんがみると、朝鮮半島、中国に活路を見出したことはやむを得ないことであったと思う。
物の見方には、表裏縦横多数あるのだから、「日本人が悪い」という意見にも一理あるでしょうが、それしか教えないのもなんですが。。。
でも、大学受験の日本史って出題されるのせいぜい明治維新の頃まででしょ。
20世紀以降のことは、教科書に何が書いてあっても、時間がなくて割愛されてることが多いんでしょ。
内容云々よりもそっちの方が問題だ。
縄文式土器と弥生式土器の区別ができることより、どうして第2次世界大戦に至ったかを考察する方が重要でしょう。


3.江川達也監修「[日本の元気の素]名古屋パワーの法則」(徳間書店)
去年の愛知万博の頃のナゴヤブーム便乗本のひとつです。→参考記事
江川氏は名古屋出身の有名漫画家ですが、この方が色々検証してます。

ところで、日本三大美人「秋田」「京都」は決まりみたいだけど、残りひとつを金沢、新潟、博多、京都が争ってるって、この本に書いてありましたよ。
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 09:16| ☔| Comment(0) | TrackBack(3) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『下流社会』三浦展
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