2006年03月12日

岡田尊司「脳内汚染」

岡田尊司「脳内汚染」(文藝春秋)
■内容紹介■
ゲームは虚構と現実を混同させ、中毒性があり、脳の発達を妨げ、犯罪すら引き起こす。脳神経学者が医療少年院から問う警告の書!
ゲームやネットに溺れる子どもたちは、
(1)仮想と現実の区別がつかなくなり
(2)麻薬と同様の中毒症状を呈し
(3)脳の前頭前野の発達を妨げられる――。
もっとも無抵抗で、自分を守る術を持たないものたちが、とりわけ強い影響を受け、深刻な被害を蒙っているのである。ゲームやネットは、子ども部屋に侵入した厄介な麻薬なのだ。
医療少年院の勤務医として、若者たちの危機的状況と日々向かい合っている著者が世に問う警告の書。(MK)

>あ〜、実に恐ろしか〜!
>というのは簡単なんですけど、>じゃあ、ゲームはともかく、ネット取り上げられたらかなり困る
>といっている自分は、かなりのネット依存症?

>今の若者たちにおきているさまざまな現象は、
>ゲームやネットのせいだけにできないにしても、
>一因であることは否定できないと思います。

>アスベストや狂牛病や水俣病のように、はっきりと因果関係が明らかになるのは
>かなり時間がたってからだと思います。

>親としてできることは、
>発達段階の子供にTVを子守代わりにしたり、
>欲しがるままにゲームを与えたりはしない方がいいかと。
>我慢させることも大事です。
>足りないを知るということも大事です。


目次
今、すべての人を襲う危機
頻発するゲーム型犯罪と損なわれる現実感
書き換えられる禁止プログラム
高まる攻撃性と暴力への礼賛
メディアが心のスキーマを変える
子ども部屋に侵入した麻薬
十代で燃え尽きる脳と無気力な若者たち
中毒になりやすいタイプと危険因子
発達障害の子を直撃する影響
損なわれる心の発達と幼くなる現代人
サイコパス化する若者の脳
模倣する脳と蒔かれた悪の種
脳に仕掛けられた時限爆弾
脳の中で起きる「公害」
脳内汚染は回復できるのか
子どもたちの笑顔を取り戻すために


その他の書評(TB先)
「脳内汚染」を読んで--心理、教育、社会性の発達(16)(鐘の声 ブログ)
脳内汚染(おやこdeてらこや)
オンライン書店 ビーケーワンの書評

posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 14:21| ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きょうあさぱんだは区別しなかったよ。
前野で警告されたみたい…
Posted by BlogPetのあさぱんだ at 2006年03月12日 18:09
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/02/post_ade9.html

たのむから卑劣な論理構成内容の本を鵜呑みにするのはやめようよ。
Posted by あらら at 2006年03月21日 00:58
>あららさん
100%鵜呑みにしてませんが、注意はしろというレベルで捕らえてますよ。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2006年03月22日 05:39
Posted by 時空の覇者 at 2006年03月22日 23:36
>時空の覇者さん
参考情報ありがとうございました。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2006年03月23日 05:51
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「脳内汚染」を読んで--心理、教育、社会性の発達(16)
Excerpt: 2006/1/17 「脳内汚染」を読んで--心理、教育、社会性の発達(16) 私
Weblog: 鐘の声 ブログ
Tracked: 2006-03-12 21:26
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