漱石が、清張が、そして宮脇俊三が描き、人々に愛された鉄道路線の数々―明治期の国鉄、満鉄、そして日本各地を巡るローカル線まで、読んで、乗って、調べて、旅する楽しい時間旅行。
<自分のことは棚に上げていうのだが、鉄道マニアにはどこか気持ちが悪いところがある>
あちゃー、まさに自分のことだorz
でも、キモイと言われようが、なんと言われようが、鉄ちゃんは鉄ちゃん。
死んでも直らんと思うよ。
三途の川を渡る鉄道は何にしようとかね
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これがクルマオタなら、ポルシェだファラーリだベントレーだTOYOTA 2000GTだってなるのかな?
中日新聞の書評
目次
楽しい汽車旅(トンネルを抜ければ「異界」―上越線
東京のとなりの「鄙」―久留里線、いすみ鉄道、小湊鉄道
三十八年の一瞬―北陸本線 ほか)
宮脇俊三の時間旅行(蝉しぐれの沈黙―左沢線、山形鉄道フラワー長井線、米坂線
時刻表を「読む」ということ―のと鉄道、氷見線
ローカル線車内風景―只見線、大井川鐵道井川線、わたらせ渓谷鐵道 ほか)
「坊っちゃん」たちが乗った汽車(漱石と汽車―九州鉄道、山陽鉄道、東海道線
二十世紀を代表するもの―満鉄本線、三江線、東京路面電車
時を駆ける鉄道―都電荒川線、甲武鉄道 ほか)
>かなり分厚い本ですが、鉄道好き、旅好きの方に一読をおすすめします。