2007年11月13日

増田俊男「そして、日は昇った!〜日本が世界の「富」を牽引する」



増田俊男著「そして、日は昇った!〜日本が世界の「富」を牽引する」(PHP)
内容:
ジャパンアズ1の時代が始まった。覇権国アメリカの迷走、それに追従する宿命の安倍政権……。しかし日本の繁栄は揺るがない!
解説:
小泉政権が突き進んできた「対米従属」路線が残した数々の「負の遺産」。そして北朝鮮の核問題、中国の台頭、超大国アメリカの没落……。この日本を取り巻く大きな危機のなかで、安倍政権は誕生。目下、前政権の尻拭いに追われて、なかなか目立った成果がでてこない。そのことに、評論家、学者、国民の不満が募るばかり。「美しい国」日本という理念のもとに掲げた、自主独立つまり対米従属からの訣別という路線は果たしてうまくいくのか! しかしその不安は無用であることを、世界のマスダが世界経済の時流を読み解きつつ、明快に語る。また日本の真の危機は、政財界そしてマスコミの「無知」にあるとも語る。2007 年から史上空前の「内需拡大バブル」が起こり、日経平均株価もバブル期最高値を更新すると予測している著者の目には、安倍日本が、今後の日本のゆくえを大きく左右する存在になると強調する。そして、日本の光り輝く明るい未来を読者に提示する。

この本の中で、「2007年から「内需拡大バブル」が起こり、日経平均は3万8千円台を更新する」って書いてあるんですけど。。。

早速外れましたねorz

それはそれで、長谷川慶太郎氏同様著者の楽天的見解によるものだから、何割引きかにしてとらえればいいとして、

「国の借金は、実は水増しされている」
「日本株式会社の売上に相当するGDP:502兆、経常利益に相当する経常収支:18兆、負債総額:827兆。負債の中には債務引当金に相当する政府保有資産(500兆)が含まれている。これを差し引くと他先進国と遜色ないレベルとなる」

という見解はいいところついていると思いますよ。
国の借金って、誰が貸しているの?(銀行・ゆうちょ経由)国民でしょ?ということです。

その他、著者の独特の見解がなかなか面白かったです。


で、著者に質問です。

この前の「安倍さんの政権放り出し」「小沢さんの民主党代表辞意表明のゴタゴタ」もアメリカの差し金?
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 06:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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